ABCレポート

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2016年6月6日(月)14:35:51

【街レポ】五反田という街 ~ 住宅環境 ~

JR山手線、東急池上線、都営浅草線の三路線。

オフィス街、繁華街、飲食街、高級住宅街と多様な要素のあるエリアにも関わらず、

観光地としての印象がないため、日常的にはなかなか接点を持ちにくいエリア。

あまり知られていないエリアを、“職”“食”“住”に着目して見てみました。

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高級住宅が立並ぶ「 島津山エリア 」と「 池田山エリア 」

 

神奈川方面から桜田門にぶつかるように伸びる中原街道がメインストリートとして縦断し、

歴史という視点からも重要な役目をになってきた街。

その中でもとりわけ高級住宅街として名を知られているのが、JR山手線五反田駅の東口側。

それも、「 島津山 」と「 池田山 」と呼ばれるエリアである。

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ざっくりとした位置関係としては上記のように、中原街道を中心として二分され、

それぞれの特徴を持ち合わせている。

まず、品川区東五反田1丁目と3丁目付近の頂上付近にあたる島津山エリア。

江戸時代に、仙台伊達藩の下屋敷があった場所であり、その後旧鹿児島藩主島津侯爵が購入し私邸を持ったことから土地名がついたよう。

現在は、土地の中心部にある清泉女子大が土地を所有をしており、ルネッサンス様式の洋館などが現存し、大学内に残されている。

頂上付近に向かうにつれ、しっかとした門構えや、シャッターの降ろされた個人宅が多く立ち並んでおり、格式高いエリアであることが想像には難くない。

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ところどころに、古くから使われているであろう階段や坂道などがあり、郷愁心がくすぐられる。

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島津山の麓付近には、スーパーや診療所、銀行などが並んでおり、生活基盤を整えているといった印象です。

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中原街道を挟んで向かい側の池田山エリアとの違いは、より住宅基盤のそろった環境にあるように感じる。

住まう住宅にも言えることだが、ライフライン環境が整っており、すみやすい環境が整備されている。

実際、歩いていて気づいたことだが、大規模な施設は別として、大体の道が中原街道に沿うようにして、JR山手線に向けて斜めにはしり、道がシンプルに作られているように思える。

 

次に、品川区東五反田4丁目と5丁目からなる池田山エリア。

由来は、備前岡山藩の池田家の下屋敷があったことから。

島津山と同様に高級住宅街となっており、どこもかしこも広大な庭園がつき厳めしい門構えが並ぶ住宅ばかりである。

ただ、少々趣きが違い、島津山には洋館が多かったが、池田山エリアには日本家屋に近しい住宅が多いように感じる。

名前を冠する池田山公園の和風庭園も街を構成する一因といえるであろう。

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昔ながらの石畳の坂。

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皇后美智子さま生家跡地は、現在ねむの木の庭といわれる庭園として整備されている。

実際に現地を歩き、島津山エリアとの違いとして感じたことは、施設がかなり近いエリアで展開されていることである。

まず、NTT東日本関東病院。

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目の鼻の先には、東京医療保険大学の五反田キャンパス。

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そして、撮ることが憚られたため写真はないが、ねむの木の庭付近には、ベラルーシ共和国大使館とインドネシア大使館があった。

また、池田山中心頂上部分の住宅区画が規則正しいきれいな長方形で整理されていることが印象的で、反対の突き当りを眺めたときに土地の上り下りが視認で確認出来る。

 

一通り見て回り、共通して見て取れたものは、寺社仏閣である。

寺社仏閣は、本立寺、了真寺、薬師寺東京別院、宝蔵寺、そして天理教大教会が徒歩20分圏内に密集していた。

 

これらのことから見て取れることは、駅周辺の喧騒と異なり、住宅を取り巻く環境は高水準で構成されていることがわかる。

整備されていること以外にも、端々に日本情緒をにおわせる要素が残されていたり、時代の変遷を思い起こさせるものが残されている。

高級住宅街とひとくくりにしてしまうには、なかなかしのびないエリアであった。

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